子供が本好きになって欲しいなら、「毎月1冊好きな本を買ってあげる」というルールを作って本屋さんに連れて行くだけでOKです。
そのさい、気をつけたほうがいいことをまとめます。
毎月の一冊の種類は問わない
毎月買ってあげる本は活字の本じゃなくても、漫画でも、絵本でも付録が豪華についているものでもOKということにします。
本好きになってほしい、読んでほしいと想定しているときの本は「活字の児童書」をターゲットにしているかと思います。
しかし、この方法は本がたくさんある空間に慣れる、好きになるのが第一次条件なのでそこは問わないほうがいいです。
選ぶときには監視しすぎない、選んだ本を否定しない
本を選ぶときには「子供の意志100%に近くなるように本を選ばせる」のが大事です。
- 難しくて読めなさそう→
- 眺めるだけでもきっと気に入る。何年か経てばちゃんと読めるかも。
- ほぼおまけの雑誌→
- 冊子がついているならOK。購入後に「もしかしたら読むところがいっぱいある本も楽しいかもね」と補足してあげるくらいにしましょう。
- あまり表現のよくなさそうな漫画→
- 個人的には審議・・・ですが、できれば買ってあげたいところです。小学校2年生でサザンアイズを読んでオタク魂を醸成した私としては・・・
という形で、子供が「ほしい!」という気持ちを出した場合はできる限り、お財布のゆるす限り買ってあげます。
あとでも説明しますが、この月イチの本1冊購入は「毎月1冊、自分の意志のもとで、自由に情報を得ることができる」という安心感が大事なのです。
本は購入に所有欲を満たす
現代のしっかりしている親御さんは図書館をしっかり利用し、たくさんの児童書を読ませていることと思います。
週1回図書館に連れて行くことで本好きになったという話も聴いたことがあります。
しかし、今回の本好きにするための活動では「本を所有する」ことの楽しさも経験させるのが大事だと思っています。
自分で選んだ本を本棚にきちんと並べてコレクションする、好きなときに眺めることができる。
この経験も本を好きになる、本を大切に扱うポイントになると思っています。
もちろん我が家では図書館も大好きで「みんな使う本だから大事に使おうね」という図書館の良いところも活かしているのです。
自分でコントロールして手に入れる感覚を段階を踏んで得ることができると思うのでおすすめします。
毎月、買ってあげる
実はこれが一番大事なのですが、毎月のイベントとして買ってあげてください。
あとでまとめて3ヶ月分とかは、心理的安全性に欠けます。
月刊誌を毎月買えるペースになっているので、絶対に次のお話を読める、お話が楽しみだなという気持ちは大事だと思うのです。
動画ばかりでまんがが読めない子供が増えているそうです
今の子たちは動画で情報を得ていると思います。
- どこで笑ったらいいかわかりやすい
- 無料
- コンテンツの数が多い
メリットも刺激も多いですが頭使わなくても見れちゃうんですよね。
紙の本は目と手と必要あれば口や鼻も使って吸収していくので脳をしっかり動かしていけます。
また無料なので教育コストをかけることができない人の選択肢としては一択になってしまうのもわかります。
幼児期から動画のみで育った子供がまだ大人になっていないので結果はわからないですが、想像力が低い大人が多くなってしまうのではないかという不安はあります。
どんなにお金がかかると言っても2,3000円程度で本好きになれますので、月イチのイベントにしてはいかがでしょうか。
オンラインで選ぶのも欠品なくていいですよね。
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