【シンプリスト】献立ルーチン化を考える

おいしい日々

巷には献立を立てるためのノウハウ本、エッセンスの雑誌やブログ記事が溢れかえっています。

でも、見てみると以下のようなものが多いのではないでしょうか。

  • そもそも一品料理にしか触れられておらず「献立」としては成り立っていない
  • 一週間、一ヶ月など継続性が前提なものが多い
  • 1回の献立としてはバランスがいいが継続性がない

いざやってみようとしても「毎日の献立を気負いなく立てる」という問題の解決にはなっていません。

  • 夕飯、何作ろうかな
  • またこのメニューになっちゃうな
  • 副菜なんて作れないよ

こんな声が聞こえてきます。「いっそ、給食出してほしいな〜」そんな風に思いませんか?

学生の頃を思い出して見ると給食はあなたが立てたい献立のすべてを網羅しています。

  • 栄養のバランスが考えられている
  • 同じ調理法一辺倒でなくメイン1品にサイド2品、汁物と炭水化物という組み合わせ
  • 固定の曜日はパン、麺など炭水化物がルーチン化されており、ちょっと楽しみ

この考え方を普段の献立を立てるときや料理するときにも適用できないかな?と考えました。

つまり、メニュー名単位ではなく、素材ベースで作る料理を組んでいくんです。

この記事では一番メインになる考え方である「主菜のルーチン化」について説明していきます。

主菜の考え方

  • 魚、肉の主菜を交互に設定する
  • 週1回、特別メニューの曜日を作る

以下で具体的に説明していきます

魚、肉の主菜を交互に設定する

献立は平日分のみを通しで考えてください。
なぜ平日なのかというと子供の昼食を作らない、大雑把に言えば、しっかりした料理は夜だけでよいと割り切れるためです。

朝食、昼食の考え方はまた別途記事にしたいと思いますが平日の夜の5食分のことだけを考えましょう。

  1. 食べたいもの、前の日に食べたメイン料理をイメージします
    例)ハンバーグが食べたい。
  2. その料理の逆の属性の主菜をイメージします。そのイメージしたものを次の日の献立のメインにします。
    例)ハンバーグであればお肉なので逆の魚。魚なら焼き鮭にしよう。

これで一日目の献立の完成です。

続けて翌日以降の献立を考えたい場合は以下を繰り返します。

  1. 一日目の逆の属性の主菜をイメージします。一日目と素材を被らなくして次の日の献立のメインにします。
    例)焼き鮭であれば魚なので逆の肉。ハンバーグはあいびきで豚と牛なので、素材が被らない鶏肉。唐揚げにしよう。
  2. 継続して考える場合は二日目の逆の属性の主菜をイメージします。
    例)唐揚げであれば肉なので逆の魚。鮭と素材が被らない鱈。鱈のホイル蒸しにしよう。
  3. 特別メニューの日以外に考えた献立を当てはめる

このメソッドで主菜を決めてしまいます。ポイントとしては
・選択肢を狭める
・素材を反転させてループする

という部分です。

迷いが少なくなり、似たようなメニューが並びにくくなります。

今回の説明では、肉と魚を繰り返すことをわかりやすくするために
メイン料理にメニュー名があるものを採用しています。

実際は素材だけ決めて料理名がない献立を作る方が献立決めが楽になります。

豚肉の野菜炒め(ホイコーローの素で味付け)
回鍋肉

この差をイメージできるようになると、献立を立てるのがぐっと楽になります。

このメソッドの良いところは途中からでも献立を作り出すことができるところです。

また、それが1日分でも1週間分でも自分のほしい分だけ考えることができるのが強みです。

魚の場合どうしてもボリューム感に課題が出ますので副菜について別記事にしたいと思います。

選択肢を絞っていくことはミニマリズム、シンプリズムを極めていく際にもよく出てくる考えた方ですので、思考がミニマリスト寄りになることにも繋がります。

週1回、特別メニューの曜日を作る

特別メニューは豪勢な食事を作るという意味ではありません。
1汁3菜、ご飯で構成される献立ではない、前の日の仕込みを必要としない献立にする日にします。

具体例として我が家では「麺の日」と決めています。

やきそば
パスタ
夏であれば冷やし中華
冬なら鍋にして後入れでうどん

など。
時間とお金が自由になる人であれば特別メニューの日は外食にしてもよいと思います。

我が家では特別メニューの日は炊飯器にご飯を用意しません。

お昼も夫と外にランチに出かけます。
曜日が決まっていれば下調べも事前にできますし、週に一回のお楽しみがあると頑張れます。

まさに給食の麺料理の日を家庭に持ちこんで、メリットとワクワクを享受できます。

まとめ

このメソッドでは前後の組み合わせや炭水化物縛りで選択肢を減らし、献立を考えるときの思考をシンプルにすることができます。

毎回このメソッドを取り入れなくても、昨日のメニューを思い出しすれば今日のメニューを考えることができます。

ぜひ、気軽に部分的に取り入れてみるところから始めてみてください。

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